急性内斜視について (前編)|広島の眼科【ソレイユ眼科】

急性内斜視について (前編)

こんにちは。7月のブログを担当するソレイユ眼科・矯正歯科の栗原です。
どんよりとした曇り空で蒸し暑い日々ですが、これを乗り越えれば夏が待っていますね。

今月は、ここ最近テレビや新聞で取り上げられる事の多かった「急性内斜視」についてお話したいと思います。

今回は
1.内斜視とは
2.症状について、です。

1.内斜視とは

両目の向きが非対称になる、つまり正面を見る時に片目または両目が傾いてしまう事です。
(内側に傾くのは内斜視、外側に傾くのは外斜視)
先天的に斜視がある場合もありますが、後天的に何かしらの影響によって斜視になってしまう事も少なくありません。
一方の目の視線が内側に寄る内斜視のうち、生後6ヶ月以降に突然発症するものを急性内斜視と呼び、これまでは症例が少なく大半が原因不明でした。

時代の変化と共に電子化が進み、約3年前から10~20代を中心に患者数が3倍に急増しています。因果関係はまだハッキリしていないものの、中高生へのスマートフォンの普及と患者数増加の時期は重なっている事からスマートフォンの使い過ぎによるものではないかと考えられています。

急性内斜視についての画像 ソレイユ眼科

アーカイブ

PageUP