2018.11.22
*円錐角膜について*
皆さんこんにちは!
ソレイユ眼科・矯正歯科の織田です♪
11月も後半になり、一段と寒くなってきましたね!
今回は、円錐角膜について書こうと思います!
普段なかなか円錐角膜について聞くことが少ないのではないかと思います。
*円錐角膜とは・・・
進行性に角膜中央部が非薄化し、前方突出する非炎症性の疾患です。
*原因・・・
発症頻度はおよそ1,000人に1人といわれ、全体の6~8%が常染色体優性遺伝です。
*症状・・・
近視や乱視による裸眼視力の低下で発症し、徐々に眼鏡やハードコンタクトでも矯正できにくくなります。その頃になると角膜の前方突出や非薄化が細隙灯顕微鏡検査でもわかるようになります!
思春期に発症し徐々に進行しますが、40歳頃には、ほぼ進行は止まります。
*検査・・・
裸眼・矯正視力検査・角膜厚の測定・角膜トポグラフィ(角膜形状解析)
☆当院でも検査を行っておりますので、見え方が以前と変わった・・
二重になり見えづらい・・
など気になっている方、ぜひご来院ください!
*治療・・・
初期は眼鏡やハードコンタクトで視力を矯正します。
ハードコンタクトには円錐角膜専用に作られた特殊レンズもあり
軽度の間は良好な視力が得られます。
ソフトコンタクトレンズでは、不正乱視を矯正できないため
十分な矯正視力を得ることは困難です。
ハードコンタクトの場合は、定期検診を行い良好な視力やフィッティングが得られるよう適宜調整の必要があります!