2020.3.10
目を細めていることありませんか?
みなさんこんにちは。ソレイユ眼科・矯正歯科の大平です。
まだまだ寒暖の差が激しいので、体調を崩さないように
お出かけ時にはうがい、手洗いを徹底しましょう。
今回は目を細める行為についてお話させていただきます。
見えにくいときに目を細めたことがある、という方は多いと思います。
なぜ、目を細めると見えやすくなるのでしょうか?
詳しい理論は専門的な話になってきますので割愛させていただきますが、
このようにイメージするとわかりやすいと思います。
・目を細めて見る→小さいテレビに映像がうつっている
・目を大きく開けて見る→大きいテレビに映像がうつっている
小さいテレビにうつっている映像は多少荒くても綺麗に見えますが、
大きいテレビにうつっている映像が荒いと見えにくく感じますよね?
目を細めることで目に入る情報量を制限することで
見えやすく感じるようになります。
目を細めることで見えやすく感じるようになりますが、
眼科での視力検査時には目を細めずに検査をうけてください。
眼科では正確なデータを測るために検査をおこないますので、
目を細めてしまうと誤った検査結果になってしまいます。
例えば目を細めた状態で検査を受けて、そのデータを基に
メガネ処方をすると見えにくいメガネができてしまいます。
検査を受ける時、よい結果がでるように目を細める方もいると思いますが、
見えないということは悪いことではありません。
自分が普段どれぐらい見えているか?メガネは必要なのか?
といった自分のことを把握しておくことが大切だと思います。